【FGO】星間都市山脈 オリュンポス -神を撃ち落とす日- 第2節「オリュンポスの歓待(前編)」その1
まずは焦らず、情報収取を心がけよう。
礼装のおかげだよ。
マシュも何ともない?
きっと大丈夫だよ、ダ・ヴィンチちゃんの仕事だからね。
そこで思い知る。
今までの異聞帯と、この大西洋異聞帯の大きな違いを。
今まで感じることのなかった、明確な、敵意を。
高層ビルとか、ほんとに現代の都市みたいだ。
とても、平和そうな世界だ。
神様たちはきっと敵なんだろうけど、アポロンみたいな味方もいるかも。
来たばかりで、いろいろ不慣れなんで・・・。
え
え
・・・。
・・・。
牢屋とか、処刑とかはないんですか?
突如、街中のあらゆるところから女性の声が反響した。どうやら、区画単位で一斉放送されているようだ。
な・・・・・あ、、、あの!
走るよ、マシュ!
これはまずいまずいまずい。
この都市にいる数千人規模の一般市民。
その全てから向けられる敵意ーーーーーーーーーー!!
否定はできない。その事実に間違いはない。
マシュ!・・・・逃げるためのスキを作ろう
こっちでどうにか隙を作る!
だからごめん、もう少しだけ堪えて・・・・・!
ホーーーームズ!!!!
霊体化して・・・?
あぁ!
ホームズ!そんな!!!
逃げろ・・・!ホームズ!!!こんなところで、、、、まだ!!!!
そ、その声は・・・・!
あの姿は・・・!
真紅の衣装に身を包んだ、懐かしき女剣士の姿がそこにあった。