【FGO感想 そしてボーダーは行く】無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング 消えぬ炎の快男児 第17節「――――征け、黄昏を越えて」【シナリオキャプチャ】
「彷徨海」からの連絡を受けたシャドウ・ボーダーが彼の地へと向かうためには、異聞帯の領域となった北欧を通過せねばならなかった。
氷の大地と炎の山脈に閉ざされた世界で見たものとは───
姿が・・・これは、霊基再臨?!
彼女は責務を果たそうとしている。
この世界の神として、この世界を作り上げた責任を。
わかってる。お互い、譲り合うことはできない。
だから、オレ達はあの樹を切除するつもりで、ここにいるんだ。
その彼女の決意に。
誰もが言葉を挟めなかった。
それでも、私達は、貴女を・・・倒します。
神々の世界、その終末。
それは確定された剪定。
そこに神秘はなく。
ここに神話はない。
それでも生きた証を残して、
人間は、英雄は、前に進む。
あの、大空を舞う鳥のように。
誰もが、空を見上げた。
少女は大粒の涙をぽろぽろ流す。
その意味も知らず、わからず、ただただ、会いたい人の顔を浮かべて、彼女は泣いた。