【FGO感想 終末の開演】無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング 消えぬ炎の快男児 第13節「此処に、ふたたびの黄昏を(前編)」【シナリオキャプチャ】
「彷徨海」からの連絡を受けたシャドウ・ボーダーが彼の地へと向かうためには、異聞帯の領域となった北欧を通過せねばならなかった。
氷の大地と炎の山脈に閉ざされた世界で見たものとは───
どんな創作にも終わりは存在する。
それは現実でも変わらない。
それは異聞帯でも変わらない。
だけど、この終末はおおよそ想定外だ。
これは、一瞬で全てが無くなってしまう。
終末の巨人。それは北欧世界を終焉へと導いた最悪の悪魔の姿。
星の、終わり
それから、彼女は過去の自分を捨てた。
そして彼女は選んだ。最も過酷な選択を。
そして、そいつは現れた。
一言、言葉を交わしただけで、その男は私の全てを見透かしたように言った。
言葉が出なかった。
了解、耐熱用の礼装は・・・っと。
もちろん、肉声は届いていない。しかし、ナポレオンの問いに対する答えは、勝手に耳元で響いた。
マシュ!出力最大で全力防御!!!
炎の塊がこちらに向かって何発も落ちてくる。一発もらっただけで英霊でも即死だろう。
炎の弾幕を抜けて、マシュは盾を構え直した。
(あぁ、またすぐ煽る・・・)
ここを耐えよう!全力防御!!!!
その輝きは紛れもない、英雄の魔剣の光だった。