【FGO】ジャガーマン - 幕間の物語「夜回り!ジャガ村先生」【エミヤ家大集合】
これは、まだカルデアが人理を修復する前、終局特異点とバビロニア攻略後の間に起こった、とあるエピソードである。
その日、ケモノ(ジャガー)は突然現れた。
と、言いつつ、マシュから出された緑茶をずずっと口に運ぶメソポタミアの女神。
(↑)ちなみにお茶を入れた人
・・・。
この調子でずっとお互いギスギスした言い合いが続いている。もっとも、エミヤの方が一枚上手っぽいけど。
すると、突然障子(扉)を開けて、ジャガねえさんが乱入にしてきた。
なんだ、暇なのか。
そしてそのまま一直線にこたつに入る。
元々こちらの返答を聞く気は無いらしい。
いや、そういうわけにも・・・
あれ、そういえば、エミヤはジャガねえと初対面だったっけ?
・・・エミヤ?
サーヴァントが、、、、虫歯、、、、?
ええと、ウルクの森で拾ってきた、というか勝手に着いてきたというか・・・。
おお、最初にジャガーと遭遇した我々と全く同じリアクション。
猛抗議するジャガねえ。
あ、宝具とか打つんならシミュレーター室まで行ってからやってね。
聞いてないな・・・。
ふと、エミヤとイシュタル、マシュと自分を交互に見た後、うんうん、と意味不明に頷くジャガー。
え?関係者って・・・?
ー廊下ー
ー以上、廊下でしたー
あのー、一体何の・・・?
断れない気配・・・。まぁ暇だからいいけど
え、なにこれ(スタンプ)
虎に何か恨みでも?
うん。
ふ、冬木のピンチーーー!!?
あの日、初めて訪れた最初の特異点。
燃え続ける炎は、そこに何の生物もいないことを証明している。
かつては人が平和に暮らしていた冬木市。
何度も調査に訪れたが、未だに謎の多い土地だ。
そういえば、エミヤってこの辺りの出身だったんだっけ?
ゲゲゲのゲ!?
オッケー、極楽にいかせて上げればいいのね。
むぅ。そういえば、どことなく依代は英語教師っぽいような気もする。いや、知らないけど。
イライラの八つ当たりか、周りを漂う亡霊に向かって矢を射るイシュタル。
まぁ、もう放っておこう。とりあえず、敵エネミーを排除だ!
「無限の剣製!!!」(アンリミテッド・ブレイド・ワークス)
投影魔術を突き詰めた錬鉄の騎士が、生涯たどり着いた心象世界の具現化。
「山脈震撼す明星の薪!!!」(アンガルタ・キガルシュ)
愛と戦の女神の、金星の概念エネルギーを凝縮したメソポタミア神話の再現。
「逃れ得ぬ死の鉤爪!!!」(グレート・デス・クロー)
なんかでっかい爪。
本当だ、「穂村原」って書いてある。
(また二人で話してる・・・。)
(やっぱりイシュタル、苦手みたいだな・・・)
冬木の・・・ジャガー?
獅子だっけ、確か?
アルトリア「獅子が何か・・・?あ、おかわりです!」
うお!キメラ!ライオン顔の!?
社会科教師に恨みでも?
(やけにエミヤ当たるなぁ・・・。)
(教師かよ)
(うん・・・。)
まだめっちゃ燃えてますけどね。
なんでちょっと良い感じに終わろうとしてるのさ・・・。
よし、じゃあ帰ろうか。。。
ー5分後ー
え、完全にあれで終わった流れじゃない!?
フリーダムぅぅ
なんで藤岡弘、風?
何の?
なんだと?
なんという熱意だ・・・言っていることの7割理解できないが・・・。
・・・どうしたの?
って・・・
ゲ、ゲイボルグのことは言わないであげて!!
冬木のジャガーさんです。
(こら!犬的なキーワードが逆鱗だって・・・!)
(いや、あんたなんかより全然ランサーの先輩だからね、あの人)
ジャガ村「なんか暇してたセイバーちゃん連れてきたニャ!」
ランサー「聞いてねぇぞ!」
「"約束された勝利の剣"!!!!」(夕食のエビフライ2つ分カリバー!!!!)
ランサー「ぎゃああああああああああああ」
エミヤ「ランサーが死んだ!」
ジャガー「この人でなし!」
で、これからどうするの?
犬?
ゴールデン!
あぁ、ゴールデンが散歩中のゴールデン・レトリーバーを愛でている!
犬の散歩中の貴婦人を掴まえて、満面の笑みで犬を撫でまくっている・・・!
(そう、まさにビースト!)
いかん、ゴールデンの純粋さが眩しい。
うん、親御さん怖いからね。
奥の手・・・?
エミヤ「誰だね、あのレディは?」
ジャガ「廊下を歩いていたさく・・・・・・パールちゃんニャ!」
パール「あの、帰ってお夕飯の支度しないと・・・」
ジャガ「ていうかその制服は何ニャ?」
パール「気分です☆これを着ていくと良いってライダー(メデューサ)が」
エミヤ「勘弁してくれ・・・」
少し、、というか全面的に一方的にこっちが悪いよね。
貴女も明るい髪の色ですがそれは・・・
軽ッ!?
(お前は嘘やろ)
エミヤ「なんでさ」
・・・その夜、食堂。
エミヤ「イリヤスフィール、この皿を運んでくれないか」
パール「エミヤ先輩、この辺に盛り付ける皿ってありませんでしたか?」
メデューサ「それならここにありますよ」
パール「ありがとうライダー」
ジャガー「味見なら任せて!もうお腹ペコペコニャ!」
イシュタル「もう食べてるし・・・」
エミヤ「君もさっき摘んでいただろう」
イシュタル「うっさいわね!いいでしょ別に!」
マシュ「イリヤさん、そんなにたくさん持ったら重くないですか?」
イリヤ「うん、ちょっと重いかも・・・!あ、ありがとうヘラクレスさん」
クー「おう坊主!酒持ってきたぞ!」
マシュ「マスターはまだ未成年です!」
英雄王「どうだ来てやったぞセイバー!この後我とディ」
アルトリア「お断りします。」
おわり