【FGO】「天魔御伽草子 鬼ヶ島」 第十三幕『そして桃太郎は』
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むかしむかしあるところに―――
まるでお伽噺からそのまま抜け出してきたような
奇妙な形の島がありました。
特殊な特異点を発見し、鬼の巣くう島へとレイシフトしたマスター。
ゴールデンなお供たちと、鬼退治に挑む!
お伽噺の終幕はめでたしめでたしと相成るでしょうか・・・?
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・前回まで
玉藻と同じくヤケ酒で暴走する清姫と第三の鬼を突破し、ついに頂上まで辿り着いた桃太郎(坂田金時)。
その頂上で待っていた元凶とは、そしてこの鬼ヶ島はどうなってしまうのか!?
そこに浮かぶのは酒天童子が言っていたものと同じ聖杯の器だった。
茶屋で助太刀してくれた源頼光は、酒天童子を追いかけて行ったはず。
ここにいるという事は酒天童子を倒したか、もしくは逃げられてしまったか。。。
ぐだおを制止した金時。先ほど頼光に向けていたものとは明らかに違う、明確な敵意むき出しの眼差しを向けていた。
金時がそう言うと、ニタリ、と頼光は邪悪な笑みを浮かべた。
先程までの頼光とは明らかに様子が違っていた。
丑御前、頼光であるその女性を金時は別の名前で呼んだ。
話し方、仕草。それは先程までの彼女と何も変わらない。
ただ、彼女は確かにこの鬼ヶ島を作ったのは自分だと言った。
息子として、母親の暴走を止めるだけ。そう金時は言い放った。
頼光は、よりみつ、とも読むがらいこうとも読む。彼女が「雷光」の力を持つ所以である。
バーサーカークラスなだけあり、全てのステータスにプラス補正がかかっている。
艶めかしい女性の体付きからは想像できない筋力を持ち、刀と弓でこちらに重爆撃のような攻撃を連続して放ってくる。
特に、平安最強の神秘殺しと言われたその異名は、同時に彼女自身が丑御前になることで、その補正は大きくかかる。
「牛王招雷・天綱恢々(ごおうしょうらい・てんもうかいかい)」
丑御前となった彼女が放つ宝具。
魔性・異形としての自己の源である牛頭天王、その神使である牛(あるいは牛鬼)を一時的に召喚し、これと共に敵陣を一掃。
神鳴りによって現れる武具は彼女の配下である四天王たちの魂を象ったものであり、雷撃を纏った斬撃と共に繰り出される。
宝具の直撃を避けつつも、圧倒的な火力で圧されてしまう。
何より、頼みの金時の攻撃が明らかに鈍くなっている。
躊躇いがあることは明白だった。
せめて少しでも隙が見えれば・・・。
雷鳴轟く頂上に、これまた艶めかしい酒天童子の声が響いた。
現れた酒呑童子。しかし、頼光との戦闘の傷か、体中かなりの深手を負っている。
しかし、酒呑童子は最後の力で丑御前の隙を作った。消えゆく酒呑童子を横目に金時が叫びながら丑御前に飛びかかる。
半身に神の属性を持つ丑御前は、武将として騎乗スキルも持つ、そして、2つのの特性の特攻を持つあるサーヴァントがここにいる。
「全問斉射!三千世界(さんだんうち)!!」
天下布武による神性特攻に加え、武田騎馬軍を打ち破った騎乗特攻の宝具を持つ織田信長ことノッブによって、なんとか撃破。
これで良かったの?
頼光は、先ほどの禍々しい雰囲気は消え、最初に出会った時のような子煩悩な母親の顔つきに戻っていた。
な、なるほど。
じゃあ、ハグしてくれたら許します。
いだだだ、マシュ、ごめん。。。
じゃあハグを・・・
ありがとう、小太郎くん。いいニンジャっぷりだったよ。
同山?
そうして、これまで協力してくれたサーヴァント達は、元の座に戻っていった。
無事にライダーの金時が加入。
そしてなんと源氏ママも来てくれました。10連よりもやっぱり単発ですね!
これで一件落着。めでたし、めでたし。