続・去年のアニメ総評

第３位：アイカツ！〜アイドルカツドウ！〜

　主人公星宮いちごはごくごく平凡な中学1年生の女の子。
　しかしある日、アイドル博士と呼ばれる親友の霧矢あおいと共に観た世界的トップアイドル神崎美月のライブに衝撃を受け、アイドルに憧れを抱くようになる。

　そんな時、いちごはあおいから一緒に名門アイドル養成学校スターライト学園へ転校しようと誘われる。
　初めは戸惑ういちごだったが母に後押しされたことで転校を決意。あおいと共に学園の編入テストに合格したことで、それまでの日常とは全く違う世界に入り込んでいく。
　いちごとあおい、そして子役として芸能活動していた紫吹蘭の3人のアツいアイドル活動、『アイカツ』が始まった!

　2012年10月から始まった国民的アイドルオーディションアニメ。
　前向きに突き進んでいく主人公・いちごとそれを一緒に支える個性的なキャラクター達が魅力的で、放送開始当初から観ている作品ですね。

　毎回このブログでもちょくちょく語っていましたが、まさかここまで流行る事になるとは思いませんでした。仮面ライダーといちごちゃんがセブンイレブンのＣＭをやる日が来るとは・・・。

　ストーリーとそれに合わせて毎回ダンスパートがあるのは、プリティーリズムと同じですが、こちらはプリティーリズムに比べるととにかくポジティブ。明るく前向きにアイドル活動を頑張るいちごちゃんを観ているとなんというか、こう応援したくなるんですよね。

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第３位：ドキドキ！プリキュア

　地球とは別の世界に存在する「トランプ王国」、人々は王女のもとで平和に暮らしていた。そんなある日、突然謎の勢力「ジコチュー」が侵略してきた。トランプ王国を守護する戦士「キュアソード」の尽力も叶わず、王国は滅亡してしまう。

　一方の地球。大貝第一中学校の生徒会長を務める相田マナは、社会科見学で東京クローバータワーに行った際、謎の青年・ジョー岡田から「キュアラビーズ」という宝石をもらう。展望台へ向かう列に並んでいる途中、怪物「ジコチュー」に遭遇する。マナはジコチューに立ち向う中で、トランプ王国の妖精シャルル・ラケル・ランスと出会い、シャルルとキュアラビーズの力でキュアハートに変身した。

　相田マナは、親友の菱川六花 / キュアダイヤモンドや四葉ありす / キュアロゼッタ、後に剣崎真琴 / キュアソードと円亜久里 / キュアエースも加入し、彼女らとともに「プリキュア」として「ジコチュー」に立ち向かっていく。

（URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%89%E3%82%AD!%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A2）

　知らない人はいないくらい日曜の朝の定番アニメとして根強い人気を誇る作品。特に今作は優等生として描かれる５人のプリキュア達が今までとは一味違う作風を醸し出しているのが個人的には見所かなと思います。

　また「愛」をテーマに葛藤する５人の感情を丁寧に描いた部分も今までのシリーズ以上に力が篭っており、そこも見所ですね。

　健気に戦う彼女達の姿は、なんというか頑張っていきなきゃな、という生きる活力になります。

　話題の業界トップクラスのフルCGEDも外せません。

第２位：PSYCHO-PASS

　シビュラシステムが構築され、人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測する値、通称「PSYCHO-PASS」（サイコパス）が導入されて間もない未来世界（西暦2112年）。
　大衆は、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測されており、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。

　この物語は、そのような監視社会のある都市で治安維持のために働く、公安局刑事課一係所属メンバーたちの活動と葛藤を描く。

（URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/PSYCHO-PASS）

　とにかく物語全体の完成度が高く、Blu-rayをフルコンプしてしまうほど面白い作品です。

　近未来SFと警察ものが合わさり、全く新しい世界観を生み出しているのがこの作品の魅力で、その世界の中で完成されたシステムと人間の心の間で揺れ動くキャラクター達の葛藤がこの作品の醍醐味です。

　特にストーリー面では細かいキャラクター達の心理描写や、犯罪心理の深い部分を描いているので、刑事ドラマが好きな人には堪らない作品でしょうね。

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第１位はまた明日。