【Fate】 Fate/zero (6) 【聖杯戦争】
「――――オケアノス……。」
「出入りの時は霊体化しろって!散ッ々ッ!言い聞かせておいただろうがぁッ!」
「我がマスターがようやっと功績らしい成果を見せたのだ、ならば余もまた敵の首級を持ち帰って報いるのがサーヴァントとしての心意気というものだ」
「心配ないよ、お……俺のサーヴァントは最強なんだ!誰にも負けるはずはない」
「あ〜〜〜こりゃ見ないでおいた方が良いと思うぞ」
「アサシン……そんな馬鹿な!!」
「もう我慢ならん!冬木の平和はこの私……藤村大河が守ります!」
「騎士王よ、今宵は貴様の『王の器』をとことn問い質してやるから覚悟しろ」
「面白い、受けて立つ!」
「法だ、我が王として敷いた我が法だ」
「余の王道は『征服』、即ち『奪い』『侵す』に終始するのだからな」
「そもそもにおいてあれは我の所有物だ、世界の宝物は残らずその起源を我が蔵に遡る」
「私は我が故郷の救済を願う」
「そんな生き方はヒトではない」
「王たらば……孤高であるしかない」
「む……無茶苦茶だッ!どういうことだよ!!何でアサシンばっかり次から次へと……」
「王は孤高にあらず!!その偉志はすべての臣民の志の総算たるが故に!」
「セイバーもっと我を笑わせろ、褒美に聖杯を賜しても良いぞ?」
>>切嗣とケイネスの戦闘で半壊したアインツベルン城に酒樽を抱えたライダーが飛来した。
>>来訪の目的とは、聖杯に相応しい“王”たる“格”を自他に問う真剣勝負「聖杯問答」を仕掛けるためだった!
>>騎士王・英雄王・征服王の三人が繰り広げる壮絶な“舌戦”の行方は!?
>>そして、剣を交えぬ戦いが進む中、戦況は刻一刻と変わり、ついにライダーの最強宝具が開帳される――――。
>>王たちの舌峰が魅せる、凛烈なる運命の第六巻!!