【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

STRUCTURE DECK「炎王の急襲」《炎王神獣 ガルドニクス》

2012年12月18日発売

全40枚
価格:1050円
ルールブック 1冊
プレイングガイド1部
デュエルフィールド1枚

SD24-JP00X-Ultra
《炎王神獣 ガルドニクス》
☆8/炎属性/鳥獣族/ATK2700/DEF1700
このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚に成功した時、このカード以外のフィールド上のモンスターを全て破壊する。また、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから「炎王神獣 ガルドニクス」以外の「炎王」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。






誰もが一度は苦しめられたであろう鳳凰こと《ネフティスの鳳凰神》のモンスター破壊版とも云える効果を前半に具えている。ネフティスと云えば、かつて《ヴァンパイヤ・ロード》とセットで並べる事で相手の効果除去を克服しつつビートする【ネフロード】や、《ユベル−Das Abscheulich Ritter》の全体破壊に巻き込み、毎次ターンにスタンバイ《大嵐》効果とエンド《ブラックホール》をセットでこなす(ウチのルビー氏お得意の)【ネフユ】や、最近では新規カードにより強化された【忍者】の変化先としても有力なモンスターである。


長々とネフティスの魅力を書いてしまったが、上記に記したコンボは、モンスターを全体破壊してしまうこのカードとは共存が難しい。エンドフェイズにユベル第二形態に破壊されても、その後でスタンバイフェイズにこのカードがユベルごと破壊してしまうし、《ヴァンパイヤ・ロード》もこのカードに破壊されては蘇らないからだ。


また、ネフティスは複数展開しても影響を及ぼすのは魔法・罠カードゾーンなので、お互いに反発することなく共存できた。だが、ガルドニクス自身は効果の性質上、複数体が墓地から蘇生しても、最後の一体のみしかフィールドに残らず、最後に残ったガルドニクスの効果によって破壊されたガルドニクスが、永遠にフィールドと墓地の狭間を行き交うだけとなってしまう。
しかし、自分フィールドを巻き込むとはいえ、毎ターンスタンバイフェイズに発動できる《ブラックホール》はエンドフェイズに発動するユベル第二形態よりは使い勝手が良く、何も複数のガルドニクスを展開するより、ネフティスと合わせて使う事で【ネフユ】のようなお互いの欠点を補うコンボが可能となり、毎ターン全体除去が可能になる。


ネフティスとの決定的な違いは2つあり、まずはメリットとなるステータスである。こちらは攻撃力2700と最上級モンスターにしては若干頼りない数値だが、それでもネフティスが長年抱えていた、シンクロやエクシーズモンスターに簡単に戦闘破壊されてしまうという点を克服している。直接攻撃が3回通れば合計ダメージは8100になるので、そういった意味でも頼もしいステータスではある。


しかしながら、ネフティスには《ネフティスの導き手》というサポートカードがある。自身とリリース一体でデッキのネフティスを簡単に召喚できてしまう効果だ。これは後々の「炎王」のサポートカードに期待するしかない。また、後半の効果は後続のリクルートという強力なものだが、このステータスでは、戦闘破壊されるより、バウンスや除外されてしまう方が多いので、実際に発動する機会はあまり多くないと思った方が良い。


それでも一度出してしまえば相手には厄介なカードになるので、複数枚積んでネフティスと共に専用デッキを組んでみたら面白いかもしれない……。