モーレツ宇宙海賊第四話「決戦は深夜」 - 【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

そろそろ小山力也のナレーションにも慣れてきたモーレツ宇宙海賊四話。

相変わらず緻密な世界感、構成、展開が見事に組み込まれてるなと思いました。

何はともあれ、順調な航海で始まったオデット２世によるヨット部の練習航海。

しかしこのヨット部、なかなかのくせ者揃いであった。部長は大手星間運送会社社長のご令嬢で頭が切れる艦長、副部長（きつねではない）は中学時代にクラッキングで保護観察、そして部員である茉莉香（まりか）は私掠戦免状を持つ海賊船の船長候補。

最古船オリジナルセブンであるオデット２世は３隻の宇宙船を捕捉。一隻は海賊船弁天丸らしいが残りの２隻は不明。

その後、２人交代で当直をする際に再び一緒になるチアキと茉莉香。すると、どこからか通信妨害されている事に気づき周囲を索敵。二人で近くを探ると、１２０年前に沈んだ記録があるプレアデス級宇宙戦艦アルシオンという船の反応が。だがしかし、その反応も1度だけ。再度索敵した際にはドロンと消えてしまったのだ。

二人は幽霊船としてケインに報告。ケインの話ではさほど珍しい話ではないみたいだが、茉莉香たちは出航前からちょっかいを出している船だと思ったみたいです。

その後、ケインは弁天丸とこっそり通信。しかし艦長室を盗聴していたチアキは暗号化されているコードを電話帳から解析。なるほど、私掠船免状（海賊免許）は公式の船だから電話帳に暗号コードが載ってるのかｗｗ

ここで茉莉香は部長含めヨット部に謎の幽霊船の話をします。茉莉香の予想ではこの船の航路上にあるタウ星が怪しいとの事。私ならそこに潜んで襲いかかりますとは何も経験が無い女子高生の考えとは思えませんね。これも海賊の血なんでしょうか。

そして茉莉香は、この船が狙われる理由だからと自分が宇宙海賊船弁天丸の次期船長候補である事を明かします。が、部長は既に部員の事を把握しているとかで知っていたそうな。

そんな茉莉香の正体に湧き上がる部員。部長はただ、「おうちの事情で狙われている」というなんともさっぱりとした説明です。「たまたま宇宙海賊の船長になるかもしれない。それだけの事」とは部長が大物すぎますね。

そして部長は茉莉香に意見を求めます。軍隊でも呼ぶのか、それとも・・・。

「私たちだけで撃退しましょう！オデット２世とこのクルーなら絶対です！！」

自分たちの力で撃退して舐められないようにしてやろうと意気揚々の茉莉香。

もちろん全部聞かないフリで盗聴していたケイン。

茉莉香が考えた突っ込みどころ満載の戦略プランを見て「上等？ばかいえ、最高だよ。何の経験も無しに寝しなにこれだけのものを作っちまうんだ。末恐ろしいよ。」

というわけでノリノリな女子高生たちによる幽霊船撃退作戦が始まる。正確には幽霊船に見せかけた敵だそうです。

こちらの作戦は、敵の罠に乗せられたフリをして敵が出てきたところを反撃する作戦みたい。ついでに敵が囮として使っている幽霊船を逆に電子制御でクラッキングして乗っ取るとか。物騒ですなｗｗ

というわけでひじょーに優秀な女子高生たちによる宇宙戦の始まりです。

仲間を守るために自分たちだけで戦うという、女子高生としての茉莉香。

そして、未知の敵に対する戦略や戦術を組み立てるもう一人の茉莉香。

さらに彼女の回りでチアキや部長、副部長も徐々にその風格を現しました。

キャラクター設定、世界感、テンポ。ゆっくりと進んでいますが確実に面白いですね〜。

　次回、「茉莉香、決意する」