【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

第140話「魂縛門!封じられた未来」

 “自分の信念を、正義を曲げずに生きるんだ―――。”





「このカードは、破壊され墓地に送られた時に発動できる!」



○「私は墓地から魔法カード《Z−ONE》の効果を発動!」



「お父様が残したこのカードの力で、貴方たちを葬り去ってあげるわ。」



「待ってシェリー、何が貴女をそうまでさせるの?貴女はさっきみたいな卑怯なデュエルを仕掛ける人じゃなかった!なのに何で・・・。」


「私は、大切な家族を取り戻すためにここにいるのよ!」


「家族を取り戻す・・・。」


「どういう事なの?貴女がゾーンにした願いとは、なんなの?」



「私の願い・・・。それは――――」








 あの時映した真実。決定した未来の無い未来。


『ワタシの力で過去をソウサするコトは可能です。』


「本当なの?」





 そんな希望を持てない未来には、仇を討つ相手も誰もいない何ひとつ意味の無い未来。


『えぇ。』


「ならば、私は貴方の計画に力を貸す。その代わり、私の願いを必ず叶えると約束して。」


『そうなれば、キミは不動遊星と敵対するコトになる。』


 仮面の下から透き通った瞳がシェリーを見つめる。しかし、臆せず彼女は頭を下げた。


「構わない。覚悟は決めたわ。ならばシェリー、君に力を与えよう。」



ゾーンとシェリーの間に現れたカード。なぜかカメラ目線で視聴者に優しい配慮をしてくれるゾーン。









「貴方たちをここで倒す。そうすれば、ゾーンの力で私の過去は変わる!家族との幸せな暮らしが戻ってくるのよ!!」



 彼女は、そんな当たり前の幸せを願い続け、滅びる未来より過去を選んだ。



シェリー・・・。おめぇはネオ童実野シティを滅ぼしてまでも家族を取り戻そうってのか!?」


「私は、未来にはなんの希望も無い事を知った!それならせめて―――幸せだった過去を取り戻したい・・・。」




○「《Z−ONE》の効果により、デッキからフィールド魔法《魂縛門》を除外する!!」



《Z−ONE》
通常魔法
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時に自分のデッキ・手札・墓地からカードを1枚選択して発動する。選択したカードをゲームから除外する。墓地に存在するこのカードを選択したカードとしてフィールド上に発動する事ができる。この効果でフィールド上に現れたこのカードは破壊されない。


「何!?」


「この時《Z−ONE》は、《魂縛門》としてフィールドに発動できる!さらに、この効果でフィールドに現れた《Z−ONE》は破壊できない!」




《魂縛門》
フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在するこのカードのコントローラーのライフポイントよりも少ない数値の攻撃力を持つモンスターがフィールド上に召喚・反転召喚・特殊召喚された時、そのモンスターを破壊し、全てのプレイヤーに800ポイントダメージを与える。


 禍々しい骸骨がシェリーを門に縛り付ける。





シェリー!?」


扉に縛り付けられた体は、髑髏が決して離さず、門を開けて通るには彼女を倒す以外に道はない。


「これが《魂縛門》、私の命を懸けてでも、お前たちをこの門から先へは一歩も進ませはしない。」



 未来を救う最終章。幸せを取り戻すため、過去の未練に取り憑かれたシェリーがその道を阻む。クロウとアキは門を突破できるのか。


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