最近読んだ本。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 文庫
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なぜか自分は東野圭吾のガリレオシリーズを最新巻から逆順に読んでいる。
まぁ、最初に目にとまるのは大抵最新巻だから逆順になるのは当たり前か。
これはシリーズ二巻目であり、既に10年前に発表された作品である。
第一章・夢想る(ゆめみる)
ある晩、ひき逃げで捕まった男がいた。その男は人を轢く前にとある少女の部屋に侵入していたが、母親が猟銃を発砲して逃げた所だったという。
少女と結ばれる予知夢を見たと言う容疑者は、17年前からその少女の名前を小学校の作文などに書いていた。その少女は現在16歳で、容疑者は生まれる前からその少女の名前を知っていた事になる―――。
第二章・霊視る(みえる)
マンションの自室で殺されていた女性。その同時刻、女性の恋人が全く別の場所で被害者の姿を目撃。深夜に殺された女性はずの女性はその直前、友人宅の窓の外から恋人の前に目撃されたと言うが・・・。
第三章・騒霊ぐ(さわぐ)
夫が行方不明になったと相談された草薙刑事は、その夫が最後に訪れた老婆の家を捜索する。すると、老婆は5日前に亡くなっていた事が判明、その少し前から住み始めていた甥に目を付けていたが、その家で毎晩午後8時になると突然振動に揺れ出すポルターガイスト現象を草薙は目の当たりにした。
TVシリーズで自分が一番最初に見た話だったかな。ガリレオといったらこの話の印象が自分には強かったですね。
第四章・絞殺る(しめる)
ホテルの一室で死体が発見された。死体は首を絞められた後があり、部屋の様子から犯人は睡眠薬を飲ませて首を紐か何かで絞めたと推測された。しかし、一行に捜査線上に犯人像が浮かび上がってこない。そして、犯行時のアリバイは被害者の妻を含め、全員が完璧なアリバイを持っていた。しかし、死体の首筋の絞められた後がすり切れて不自然だと感じた草薙は湯川にkろえを依頼する。
第五章・予知る(しる)
マンションの自室で首を吊って自殺した女性。原因は不倫相手が妻となかなか別れてくれないために激昂したのだという。それだけで済む話かと思ったが、その女性の向かいのマンションに住んでいる少女が、3日前の夜中に全く同じ女性が首をそこで吊っているのを見たそうだ。しかし、その女性は翌日にベランダで目撃されている。女性が死んだ事を予知した少女の真実とは。
とりあえず、面白い。ドラマ観たくなった。