【FGO】星間都市山脈 オリュンポス -神を撃ち落とす日-「プロローグ」その2
直撃は避けつつも船体に響くゼウスの雷霆。
軋む船体は、絶賛自由落下速度にブーストを合わせて、雷の雨を抜けようと舵を切っていた。
ジャンボジェット機が不時着する映画のような、ゴリゴリと下から伝わる大地に船体が擦れる音と振動に冷や汗を流しながら、ストームボーダーはゆっくりと停止した。
マシュも大丈夫?
な、なんとか全員生き延びた・・・。
でも、頼れる艦なのは間違いないかと。
充填完了してます。ただ、まさか令呪が充填できるなんて・・・。
それは、見つかりにくいはずだけど、一度見つかったら逃げようがない、ってこと?
しかし突然、言葉が途切れ途切れになるキャプテン。そのまま意識を失い、床に倒れてしまう。
ダ・ヴィンチちゃん!!?
しばらくして、ホームズとムニエルが医務室から出てきた。
入る前に比べて少し、落ち着いた表情をしていた。
つまり、お見舞いのメロンを買ってくる・・・ですね?
(ゴっさん...)
はい、マシュ、行こう!
?
え?何の話?
でた。