【FGO】二代目はオルタちゃん 〜2016クリスマス〜 第三夜 「僕らは中学二年生」
今年もクリスマスがやってきた。
昨年に引き続き、サーヴァントたちに夢を届ける役目トナカイを任されたマスター。
ところが、現れた今年の相棒サンタは、まさかまさかの“オルタちゃん”で……
マスターたちは無事にプレゼントを配り終え、
聖夜を迎えることが出来るのでしょうか。
意気揚々とソリを走らせるジャンヌ。
どこぞの欧州の洞窟から、15分ほどで、日本上空に到着した。このソリの性能は英雄王のヴィマーナよりも高速で飛行できるのではないか。。。
日本某地。
語らう武人(?)たちの真っ只中に着陸する。
向こうはこちらの到着を待ちかねていたようだ。
期待していたサンタ像とあまりにも違っていたからか。。小太郎はジャンヌを疑っている。
飴?飴ならあるよ。
そういうとジャンヌは、袋の中から一際大きく分厚い辞書を取り出した。
天地がひっくり返っても、常識が逆転しても変わらないものがある。
クリスマスに辞書を送られて心から喜ぶ子供はいない。
どちらも正論であり、どちらも間違っていない。
だからこそ、。どちらかが譲り、認めなければこの話は終わらない。
和英辞典を受け取るか否か、その結末は勝負に委ねられた。
5分後。
押し切ったのはジャンヌの方だ。サンタ補正がかかっているこの時期、サンタクラスのサーヴァントは無敵に近い。
そ、そんな正当な背景が、あのイモータル・カオス・ブリゲイドにあったなんて。。
完全に大人の対応で納得されてしまったが、之も良しとジャンヌは次の目的地へソリを走らせた。
日本海上空。
プレゼントは届けたのに憂鬱そうなジャンヌ。
すると、どこからともなく声がした。いや、ここ日本海上空なんですけど。
(答えるのかよ)
開始3秒で正体がバレそうになる謎の男、サンタアイランド仮面が、突如日本海上空を飛行中のソリに現れた。
えぇ、ほんとにござるかぁ〜(Cv:三木眞一郎)
(いや、何ものかも何も、何がしたいのか一切わからないんですけど。)
なぜか憧れの眼差しでサンタアイランド仮面を見つめるジャンヌ。
もともと、同じルーラー同士通じるものがあるのだろうか。
こうして、胡散臭い仮面の仲間ができました。
(割りとどうでもいい)彼の目的は、一体。。。。