Go!プリンセスプリキュア第18話「絵本のヒミツ!プリンセスってなぁに?」
「わたしは、この絵本の結末を書くつもりは無いの。」
●とりあえず今回の話しを観て、東堂いずみ先生のサインが欲しいと思ったGo!プリンセスプリキュア第18話感想です。
○前半は、はるかの夢に少し深く踏み込んだ「花のプリンセス」の話。ストーリーは寛容な心で嫉妬も許す、慈愛に満ちたプリンセスの姿が描かれていました。今回の作品を通して「強く優しく美しく」というフレーズはここから来ていたんですね。
●しかし、憧れの望月先生の口から「結末」は書かないとはっきり明言されてしまい、戸惑うはるか。自分もいずれと憧れたプリンセスがどう描かれていくのか、気になるのはよくわかりますが、一方で望月先生が思うプリンセスは決まった形じゃないことを意味しているような気がしました。
○プリンセスである事に憧れるはるかと、プリンセスであることに執着するトワイライト、そして、プリンセスのようにと願う望月先生。似ているようで全然違う「プリンセス」が今回この作品を通して伝えたいメッセージのような気もします。
●一方で後半はゼツボーグを封印してトワイライト御自らの幹部戦。私が憧れる作画のプリンス上野ケン先生が戦闘シーンを劇場クオリティに持っていってくれて大満足でした。上野先生の絵はいつ観ても「力強く柔らかく美しく」ですね。
○フローラとトワイライト。フローラはプリンセスは皆の憧れ、誰でも努力すればなれる存在とし、トワイライトは高貴な生まれ、選ばれた者にしかなれない存在としています。自分がプリンセスである事を当然のように思い、他のプリンセスという存在を忌み嫌っているのはなぜでしょう。
●夢を想いに、決意を胸に、覚醒する新たなドレスアップキー。新たなモードエレガントと新技でトワイライトを退けて、無事に絵本(夢)を守ったはるか。それでも一歩も譲らず憎しみを増していくトワイライトがどんどん心配になっていきます。
○最後は望月先生の正体が判明して終了。関係者だったら今後はるかとフローラ2人にまた関わってくるのかもしれませんね。