【セイクリッド】実際、《セイクリッド・テンペスト》はどうなのか

「DD」で荒れる零児ング・マスターズだが、こっそりDT世界の新規強化も行われている。

私自身ジェムやX-セイバーには何の思い入れも無いため、真澄には悪いがセイクリッドの考察をしてみようと思います。

《セイクリッド・テンペスト》
永続魔法
「セイクリッド・テンペスト」の(1)の効果はデュエル中に１度しか使用できない。
(1)：自分エンドフェイズに自分フィールドのＸ素材を持った「セイクリッド」Ｘモンスター２体を対象として発動できる。そのＸモンスター２体のＸ素材を全て取り除き、相手ＬＰを半分にする。
(2)：自分スタンバイフェイズに自分フィールドの「セイクリッド」Ｘモンスター１体と自分の墓地の「セイクリッド」モンスター１体を対象として発動できる。その墓地のモンスターを、そのＸモンスターの下に重ねてＸ素材とする。

（１）はライフ半減効果。決まれば先攻１ターンで4000VS8000,ﾄﾚﾐｽﾄﾚﾐｽができるが、あくまで初手にこのカードとポルクス・カウスト二重召喚シェラタンなどの要素が必要になるため安定性は悪い。

それでもセイクリッドの展開力を考えれば、安定的な布陣を敷けるため、上記の体制＋ヴェーラー＋安全地帯もできないこともない。

必要になるのは２体のセイクリッドエクシーズモンスター。

ポルクスカウストを使うことによりランク３〜ランク５のセイクリッドが出せるのは皆さん承知の通りである。セイクリッドのエクシーズもプレアデスやトレミスだけではなく、ビーハイブやオメガ、ヒアデスも存在するためモンスターを選ばない点では条件を満たしやすい。また、セイクリッドの場合、素材がなくともトレミスを上に重ねることで素材を自動的に生成できるので、それを利用すると良い。

戦略としてはいくつかパターンがあるため、先攻ぶん回し要素として確保しておくのも良いだろう。（２）の効果は継続的なバックアップにもあるので、比較的長期戦になりがちなセイクリッドの穴を埋めてくれる。