【ＤＤＤ】の回し方

【ＤＤ】は赤馬零士曰く「ディファレント・ディメンション」の略であるが、現在判明している【ＤＤＤ】には、OCG全般の除外効果を持っていない。

共通点はバラバラの属性と悪魔族である事、そして、主力のカードが融合・シンクロ・エクシーズ・最上級と４つの召喚方法を持つモンスターである事が最大の特徴である。

それら融合・シンクロ・エクシーズ・最上級モンスターの「ＤＤ」は【ＤＤＤ】と呼ばれ、王の名を冠する名前を持っている。

融合には専用の永続魔法が登場し、シンクロには「ＤＤ」のチューナー、エクシーズには下級モンスターを墓地からサルベージする効果を持っているものもいる。

数多の召喚方法を巧みに使い分けることで、勝利への道筋をいくつも切り拓くことのできるカテゴリーといえるだろう。

また、アニメを見る限り【ＤＤ】には「契約書」と名を関する永続魔法・永続罠カードが多く存在する。

これらの魔法・罠には、どれも自分のスタンバイフェイズごとに１０００ポイントのダメージを受けるデメリットが存在する。代わりに強力なサーチや自己強化、専用の融合もあるため、維持し続けることで同時に効果も発揮できる。

しかし、永続カードの支払いを踏み倒すカードは現状ないため、存在するだけで自分のライフを削っていくことになる。

同時に一部の「ＤＤ」カードには、自分の魔法・罠を破壊する効果を持つものがあり、既に発動していた「契約書」を破壊する効果を持っているといえる。

大きく相手より有利に立てる「契約書」を使いアドバンテージを得て、「ＤＤ」でデメリットを踏み倒しつつ、多彩な召喚軸で「王」を展開することがメインの戦法になるだろう。