【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

【蟲惑魔】について考察

今回独特なイラストで注目されている「蟲惑魔」について。




共通効果は「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けないという効果。対象カードは召喚反応系の「落とし穴」「ホール」の他にフリーチェーンの《硫酸の溜まった落とし穴》や《狡猾な落とし穴》なども含まれる。



以下が現時点で対応している通常罠の「落とし穴」「ホール」である。


《異次元の落とし穴》
《大落とし穴》
《落とし穴》
《狡猾な落とし穴》
《蟲惑の落とし穴》
《深黒の落とし穴》
《奈落の落とし穴》
《粘着落とし穴》
《硫酸のたまった落とし穴》
《煉獄の落とし穴》
《二重の落とし穴》
《ホワイト・ホール》



 《奈落の落とし穴》は「落とし穴」の中でも特に需要が高く長年使われている汎用性の高い良カード。

 罠の採用しないデッキでは1:2交換の除去カードとして強力な《狡猾な落とし穴》や昨今流行している上級モンスターを除外できる《深黒の落とし穴》など。


さらに、こちらが《ブラック・ホール》を発動した時、相手に《ホワイト・ホール》を発動されても「蟲惑魔」達は破壊されないので便利!!





JOTL-JP032-Rare
《アトラの蟲或魔》
☆4/地属性/昆虫族/ATK1800/DEF1000
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分は手札から「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードを発動できる。また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分がコントロールする通常罠カードの発動と効果は無効化されない。




基本的に罠は伏せるものであり、「落とし穴」系は相手の召喚タイミングのみ効果を発揮するカードである。場に伏せておく必要があるが、その前に除去されてしまうリスクを考えると、手札から発動できるのは強力な効果である。


しかし、逆を云えばこのカードが場にいる事が条件になるために、このカードが除去された時は手札の「落とし穴」は完全に腐ってしまうので、罠として生かすには魔法・罠ゾーンにも保険で伏せておく等のテクニックも必要である。もしくは、手札に「落とし穴」カードが無い場合でも、「アトラ」を立てておくだけで、相手はモンスターの召喚を警戒するというプレイングもできる。


罠として魔法・罠ゾーンに本物を伏せるかブラフを伏せるか、手札に本物を握るかブラフを握るか。罠としての駆け引きは本物・ブラフを分けると4パターンになるので、どこに罠を張るかでプレイヤ−のスキルが試される。


後半の効果は、「落とし穴」カードに限らないので《王宮のお触れ》発動下でも自分の通常罠は無効化されずに相手だけ封じる等のプレイングもできる。《闇霊術−「欲》は、相手が魔法を見せることで無効化されるデメリットがあるが「アトラ」がいれば、闇属性をリリースして2ドロー可能な2:2交換できるカードになる。








JOTL-JP033
《トリオンの蟲或魔》
☆4/地属性/昆虫族/ATK1600/DEF1200
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。このカードが召喚に成功した時、デッキから「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カード1枚を手札に加える事ができる。また、このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



召喚誘発による「落とし穴」サーチを持っているので、単純に召喚するだけで+1のアドバンテージになる。「アトラ」と違い、フィールドに維持し続けるよりは帰還・蘇生、バウンス等を多様して何度もサーチ効果と除去効果を多用できる様なプレイングが良い。


効果の性質上、《E・HERO エアーマン》と同じ運用ができるので、《地霊術−「鉄」》や《召喚層サモンプリースト》等が有効。場に出すだけでアドバンテージになるので、「蟲惑魔」では優先的に使われるカードになる。1ターン目で召喚して《狡猾な落とし穴》をサーチしてセットしておけば、それだけで相手をかなり牽制できる。


《カズーラの蟲惑魔》の効果によって特殊召喚も可能なので、相手のターンに魔法・罠除去を狙える。その際は《硫酸の溜まった落とし穴》のようなフリーチェーンの「落とし穴」も合わせて伏せておくと良いだろう。


罠をサーチするという性質上、「今セットしたカードは果たしてサーチしたカードなのか?」「それともブラフなのか?」という心理戦に持ち込む事ができる。







JOTL-JP034
《カズーラの蟲或魔》
☆4/地属性/植物族/ATK 800/DEF2000
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。自分が「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードを発動した場合、デッキから「カズーラの蟲或魔」以外の「蟲或魔」と名のついたモンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚できる。「カズーラの蟲或魔」の効果は1ターンに1度しか発動できない。




植物族の「蟲惑魔」。ステータスは壁向けだが、「落とし穴」の発動が「カズーラ」の発動条件なので相手は常にこちらの伏せカードを疑うことになる。そのために低ステータスであっても相手が速攻仕掛けて来る機会は少ないだろう。


「カズーラ」が存在する事によって、相手は"「落とし穴」が伏せてある"と同時に"「蟲惑魔」を展開される"警戒心を持たせる事ができるので、「カズーラ」と伏せカードだけでも相手への牽制になる。


基本的に《狡猾な落とし穴》と《硫酸の溜まった落とし穴》以外は召喚誘発系なので相手に依存するので、キーカードが引けない場合は壁として運用できる。





JOTL-JP077-Super
《蟲惑の落とし穴》
通常罠
このターンに特殊召喚された相手フィールド上のモンスターが効果を発動した時に発動できる。その効果を無効にし破壊する。


効果自体は《天罰》と変わらず、コストの無い代わりに特殊召喚に限定されている。基本的にシンクロ・エクシーズ・融合・儀式モンスターは効果を発動する場合特殊召喚されているので、効果対象は切り札的モンスターが多い。


基本的に特殊召喚なしで展開できるデッキは少なくほとんどの状況で対処できるカードになる。条件は限定されているものの、昨今の環境では汎用性はかなり高い。「トリオン」でサーチでき、相手の牽制に対して非常に有効である。