【制限】新禁止・制限カードリスト(2013年3月適用)【禁止】
◆新禁止カード
《クリッター》
《発条空母ゼンマイティ》
◆新制限カード
《ゼンマイマジシャン》
《一時休戦》
《神の警告》
◆解除
《スポーア》
《BF−月影のカルート》
《ライトロード・サモナー ルミナス》
《紫炎の狼煙》
《マインドクラッシュ》
先日Vジャンプで正式に発表されたので改めて掲載。禁止カードには、長年多くのコンボカードを支えた《クリッター》と、一見トリッキーに見えるが3〜5のランクまで幅広くエクシーズに対応できる《発条空母ゼンマイティ》が禁止に。
何よりスターター強化パックで登場した破格のモンスタ−《クレーンクレーン》が今回の禁止リストには大きく関わっていると考えられる。レベル3をほぼデメリットなしで釣り上げるので、《クリッター》のサーチ効果及びランク3エクシーズへの布石が今まで以上に容易となった。また、それに伴う【ゼンマイ】の高速化も考慮され、《発条空母センマイティ》及び《マンマイマジシャン》の規制があったのだろう。
またゼンマイティに関しては爆発的な展開力のキーカードでもあり、他にも【カウントダウン】などの遅延デッキでは定番の《一時休戦》も今回規制された。一方で、近年枯渇状態だったリバースモンスターには相性抜群の《月読命》が準制限になり、【儀式デッキ】の大部分を支えていた《高等儀式術》もこの度長い制限から緩和された。
また、次弾パックからシンクロモンスターが復活するのを見越してか、【BF】【ライトロード】【六武衆】【植物】で猛威を振るったキーカードを無制限に緩和させ、今後の環境をエクシーズ一強から変えようとしているのが伺える。
展開力に特化したカテゴリのキーカードが規制される一方で、往年のシンクロ全盛期のカード達がここに来て解き放たれたのは、今後の環境のデッキ分布をさらに拡大するためだろう。
何にせよ、《クレーンクレーン》のおかげで余計な縛りが見えた今回の制限改訂は、そもそもあの鳥をそのままカード化しちまったのがいけねぇんじゃねぇのかという原因も無きにしもあらずである。