【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

妖狐×僕SS 第02話「淋しがり屋の犬」






御狐神双熾(みけつかみ そうし)が犬すぎる。ふと外出先のショッピングモールの街頭モニターでやっていたドッグトレーニングの様子を見て白鬼院凛々蝶(しらきいん りりちよ)は思う。




なぜこんなに自分に言い寄ってくるのか。今までのように僕の家柄に尻尾を振っている大人とは違うのか。


だが、自分を守るために傷ついた彼の左手を見ると彼の言っている言葉がただの薄っぺらいものとも感じない。



そんな中、反ノ塚連勝(そりのづか れんしょう)の誘いでデパートに買い物に行く3人。出かける前にカレーうどん食べたせいで一反木綿にシミがww




ケーキを買って満足気な連勝だが、6時まで時間潰さないかと双熾にも買い物を持ちかける。双熾はあくまで自分はただのSS(シークレットサービス)として一歩引き下がった態度で返します。自分に話題を振られると100倍にして凛々蝶の話題で反らすのもなんだかw



凛々蝶は双熾のそういうところが逆にもどかしいのかもしれませんね。自分を蔑ろにしている割になんだかんだでおせっかいな凛々蝶と双熾は、そういう意味では似ているのかもしれません。



幼馴染の連勝は、そんなひねくれた凛々蝶も中身は素直な少女であると双熾にチクったり。彼女が文章で謝罪文を書くと原稿用紙20枚ぐらいあるみたいw




それで、実は携帯電話を買おうと用意周到だった凛々蝶。カタログで何冊もチェックとかしてるのは性格ですね。


そして、ねんがんのけいたいをげっと。


夕暮れ時に妖館に戻る3人。だが、髏々宮カルタ(ろろみや かるた)が出かけたまま帰ってこないというので、3人はカルタを探しに妖館を出る。


出かける時、雪小路野ばら(ゆきのこうじ のばら)が言っていた「逢魔が時(おうまがとき)」とは、昔の人が云っていた言葉で、夕暮れ時は(空の色も変わり)人と別れ、物事が終わる。そんな物悲しい時間は悪い者が出てくるだろうという意味があるそうです。要は物騒な時間帯ってことですね。



公園まで行った3人は手分けしてカルタを探すために携帯のアドレスを登録。操作にあたふたする凛々蝶はこどもっぽくて実にかわいいです。


連勝は木綿になって空をひらひらしながら捜索します。布切れにしか見えないw


しかし、日が沈むと共にいきなり凛々蝶の周りが真っ暗に。予想外の事態に戸惑う双熾と冷静な凛々蝶が対照的ですね。



天井は空に抜けているようですが、真っ黒な壁に囲まれて凛々蝶は外に出れない状況です。


双熾が上から普通に入ってきますが、木綿の彼は人間サイズは運べないんでしょうね。


凛々蝶の話では、この壁は妖怪「ぬりかべ」の仕業だそうで、壁としていきなり現れて通行人を困らせる妖怪だそうです。朝になれば消えると凛々蝶は言いますが、カルタも探さねばなりません。


壁の外では妖狐になった双熾がいかにもな妖刀まで出して今にも壁を切らんといった感じです。人の目を気にしないその様子は、彼の全神経が凛々蝶に注がれているのでしょう。実際人が観ているのかはわかりませんが。


しかし、中にいる凛々蝶もそれは同じようです。心配して壁の向こうで尻尾を振って待っている犬がいるから・・・と彼女も先祖返りである自分の力を解放します。



その姿は、真っ白な巫女礼装を纏い頭には2本の角が。それは鬼の名を持つ彼女の先祖の血でした。




そしてお互いに同じタイミングで壁を切り裂く2人。思わず凛々蝶を抱きしめる双熾の姿には涙が。


オ−バーなリアクションですが、ここまでの話で双熾がいかに凛々蝶を思っているのが伝わっているせいか、それぐらいやっぱり心配していたんだな・・・というしんみりした想いもあります。




その時、木綿のどこに入っていたのか携帯の着メロが。たぶん野ばらからの電話で、カルタが普通に帰ってきたとのこと。うん、まぁ、よくある事だ。




帰ってみるとロビーは飾りつけられていて、歓迎会会場になってました。凛々蝶はまた自分が余計な事を言って場の空気を濁す事を心配していましたが、連勝はこれが双熾の歓迎会でもあると言います。


せっかくの料理を無駄にするのもあれだ、と凛々蝶も満更でも無い感じでした。



なかなか帰ってこなかったカルタはなぜか七面鳥を買いに行っていたそうです・・・。







それにしてもEDの双熾のストーカー&ナルシストっぷりは非道いですねwwww

あれで天然なのが凄い。

残念なイケメンというよりは、残念じゃないのが残念なイケメンって感じです。





最後に素直な文章で双熾にメールする彼女の夜で第2話は終わります。



次回「ほんとうの契約」