第134話「破滅の道!シンクロ召喚が行きつく未来」
ホセ「未来と言う象の足に踏み潰されるのだ!」(?)
進化への否定。それは繁栄を前提とした人類そのものの否定。
彼らは何なのか。どこから、何の目的で来たのか。
神とは。
未来とは。
シンクロ召喚と、モーメント。
「ばっかな選択をしたもんだねぇ、もう1ターン生き長らえる事もできたのにねっ」
「ザコの死に様などどうでもいい。問題は不動遊星だ、奴だけは侮れない。」
余裕を見せるルチアーノに対して警戒心を強めるプラシド。
「やけに持ち上げるじゃないか。」
「奴に止めを差すのは俺だ。我々の真の能力が発動すれば・・・。俺が―――」
その目が輝く。無限を模したその瞳が。
「クロウは《ブラックフェザー・ドラゴン》をどうして召喚したのかしら・・・」
「僕にもわからない。《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》に続いて《ブラックフェザー・ドラゴン》まで機皇帝に吸収されたら、もう・・・打つ手は―――」
「遊星・・・つなげてくれ・・・。“あのカード”に・・・。」
悲しみを背負って翼を広げる黒き龍。それを受け継いだ最後の本陣。
「(オレには解る。クロウがどうしてシンクロモンスターである《ブラックフェザー・ドラゴン》をオレに渡したのか―――。
“フォア・ザ・チーム”
この大会の初戦で、ある男が言った「これはチーム戦だ」。1人だけの実力で勝ち上がれるようなぬるい世界ではない。
―――全てはWRGPの今までの戦いで、オレたちが得た事だ。オレたちは自身のデッキだけで戦っているんじゃない!3つのデッキで戦っているんだ!)
どんなカードだって、想いをつないで最後までつなげる。そんな輝く太陽を教えてくれた。
―――行くぞ、ホセ!」
「「デュエル!!」」
「オレのターン!」
遊星LP4000・SPC4
ホセLP12000・SPC4
●「《波動の壁−ウェーブ・ウォール》を守備表示で召喚!」
《波動の壁−ウェーブ・ウォール》
☆4/地属性/岩石族/
ATK 0/DEF2000
自分フィールド上に存在するシンクロモンスターの数だけ、相手モンスターの攻撃を無効にする事ができる。
●「カードを2枚伏せて、ターンエンド!」
進化の可能性。シンクロ召喚のカタチ。
「クロウ・・・必ず繋げて見せる!」
疾れ
明日へ続く進化の道は
新たな伝説の“決闘”