【FGOシナリオキャプチャ】レディ・ライネスの事件簿 第5節「旋律の答え」
これは偶然だ。
数ある事象のひとつに過ぎない。
始末屋を初めてからあらゆる時代、世界に呼び出されるようになった。
見知った気がする顔も、
聞き慣れた気がする声も、
今の僕には関係のないことだ。
自分が何者だったのかも朧気になった今、
なぜ、彼女は僕をケリィと呼ぶのか。
これは偶然なのか。
それとも。
この部屋で襲ってきた・・・、人形の?
え??一体、どういうこと?
前のパッチワークと同じ・・・!
M教授!
・・・東洋の人形師?
いやでも、てっきり何か企んでいるんじゃないかと・・・。
してます(即答)
ライネスはどうしてわかったの?
あ!さっきの・・・!
れ、霊基が・・・!?
淑女の出で立ちだった女性は、どこかのメソポタミアの女神のように金色に輝く装飾に身を包んで再臨した。
あくどい!さすが!
しかし、相手の正体もわからないから、時間稼ぎにしかならないぞ・・・・。
戦況はこちらが押され気味。
戦闘に特化した暗殺者に、ハイスペックな女神のサーヴァント。
こちらはなんとか持ちこたえているものの、敗北は時間の問題だ。
オートマタが、こんなに!?!
瞬間、オートマタの体は上下真っ二つに両断された。
何かとても鋭いもので斬られている。
そして、見知らぬ少女がそこにいた。
手に持った大きな鎌は、間違いなくたった今オートマタを切断したものだ。
か、鎌が喋った!?
紙片を・・・・・・!!!
紙片を掴んだ瞬間、世界が歪んだ。 こちらに向かってくるオートマタも、女神と暗殺者尾、歪んで、見えなくなった。