【FGO】第七の聖杯 絶対魔獣戦線 バビロニア【第3節 ギルガメッシュの災難 3-2】
七度目の聖杯探索の舞台は紀元前2655年。
それは人間が神と袂を分かった最初の時代。
人類を滅ぼさんと結託した「三女神同盟」の魔の手。
ウルクを飲み込もうとする滅びの予言。
絶対的な終焉を前に、今、最大の戦いが幕を開ける-------!
・前回まで
無事ウルク市に着いた一行は、そのままジグラッドにいるギルガメッシュと接触。
彼は、全てを見通していたかのように、カルデアからの救援は不要だと言い、門前払いをくらう。
しかし、追い出される直前、怒り心頭の女神イシュタルが特攻してきた。
ギルガメッシュに巻き込まれる形で、戦闘になってしまったが・・・。
そういってイシュタルは天船マアンナを構えた。
伝説によれば、彼女はエビフ山を吹き飛ばす威力の宝具を持っている・・・。それをここで発動されたら・・・。
そこまで言ってイシュタルは動きを止めた。
視線はギルガメッシュではなく、こちらに向いている。
アナしかいないけど・・・。そういって後ろのアナを見ると、アナは自分の背中に重なるようにしてイシュタルの目線から隠れた。
すると、それまでの熱が消えたのか。ふぅとため息を1つついて空高く上昇していった。
巫女長シドゥリは首をかしげた。意味がわかっていないようだ。
イシュタルは、依代となっている彼女が日本人だから引用したのだろう。
うーん、もはやここでやることはないような・・・。
ばっちり聞かれてるぞ、おい。
む、ぐうの音も出ないほど筋が通っている。まぁ9割方は己のプライドだろうけど。
なるほど。
!?
確かにこれは綺麗なギルガメッシュだ。
こちらこそよろしく。ところでさっきの白旗なんですが・・・。
そうだね。
そこでテンション上げられても・・・。
さすが、あの金ピカ暴君の補佐官を務めるだけのことはあるみたい。
なるほど。しかし、そうゆっくりもしてられないけども・・・。