【FGO】クリスマス2018 ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~プロローグ「サンタとサン◯」
2018年、冬。
多くの陰謀と軽はずみな譲渡の儀式によって、その日、新たなサンタが誕生した。
その日は、食堂にてアルテラが次のサンタの引き継ぎを行っていた。
(宇宙からの概念的な・・・)
(そこじゃない)
(そこでもない)
(今始めて登場する新アイテム「クリスマス聖杯」)
(なんという万能ご都合アイテム)
(そのとき、食堂に衝撃が走る)
(アルテラは困っていた、自体がよく飲み込めない)
賜わずダ・ヴィンチが映像回線を回す。
(極めて的確なツッコミ)
(意訳:ルチャリブレの空中技)
(かつて、アッティラ・ザ・フンのノリでアルテラ・ザ・サン[タ]を名乗った者)
(夜にそんな格好のサンタが来訪したら警察沙汰になること請け合い)
(ある)
(ないよ)
(目逸らし)
(目逸らし)
(しゃべりだす羊)
(同時副音声)
(なるほどわからん)
(気にして)
(だいぶサンバに押されている・・・)
今年のサンバは・・・・いや、サンタは・・・
(物質量)
(5分と持たなかったか・・・)
行こう、マシュ
管制室に入ると、いつもより少しだけ神妙な面持ちでダ・ヴィンチちゃんが待っていた。
まぁ、もうツッコむ気力も無いですが・・・。
(棒・・・)
というわけで、一週間前のメキシコへ。
そこでオレ達を待っていたのは、想像以上に手がつけられない事件だった。