【FGO】星間都市山脈 オリュンポス -神を撃ち落とす日- 第22節「虚空」
バカヤロウ、とオレは叫んだ。
その声はもう届かない。
滅び迫る世界の中で、どこまでもまっすぐに、その笑顔を絶えさず。
その瞳は虚空を見据え、世界の外敵さえ断ち切らんとする。
自分のためではない。
世界のためではない。
その二刀の剣は、ただ、二人の行く末を願って。
やった・・・・のか・・・・?
空の・・・・?空想樹の枝の高さに、何か・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
・・・・・あれ?
それって混沌って意味じゃなかった!?
それは、つまり、この地球上の全てを、取り込む、、、、、ということ、、、、?
そんなの・・・・?!白紙化を何とかしても、地球がまずい!
まだ、ここでは立ち止まれない・・・・・・。
でも。問題は、あれとどうやって戦うか、だ
じゃあ、打つ手は、、、なし、、、、?
武蔵ちゃん?
まさか!
ちょっと待って
そういうの、今はいいから
そんな話聞いてないし、聞きたくない
帰れない場所がなくったって
ここが最後の世界になるわけじゃない
だから待って、武蔵!
ストーム・ボーダー!?
戻れ、武蔵ちゃん!
今、彼女の話は聞かないでください!
なしよりの超なしです!
いや、でも
それなら、みんなで!
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、ああ、そうだけど
いってこい、二天一流!
武蔵ちゃんのバカヤローーーーーーーーーーウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さよなら、宮本武蔵