【FGOシナリオ】惑う鳴鳳荘の考察 第8節「記憶の果て」
ガシャン、と陶器の割れる音と同時に、砲撃音のスイッチを押すモリアーティ。
ズドン、という鈍い音が建物内で唸った。
待って?何か様子が・・・・?
!?
グサリ、突如サラザール?が腰から取り出したナイフがオジマンディアスの腕を貫いた。
あまりにも咄嗟のことで、オジマンディアスも反応できなかった。
まさか、本当に記憶が・・・?
い、一体何が・・・
(それでも出番が欲しい)
亡霊と化したサラザールの暴走を、一喝して止めるオジマンディアス。
時々忘れがちになるが、この人もギルガメッシュと肩を並べるトップサーヴァントの一人、腕の傷も基にする素振りもなかった。
巨大ゴーストになりかけていたサラザールが元の姿に戻る。
そういえば黒ひげがなんか言ってたな・・・。
(なるほどこういう奴か)
えぇ・・・(困惑)
(違うよ)
バーソロミュー・・・
ま、マシュは前髪以外も素敵だからね!?
(く、なぜか最後まで徹底していたな・・・)
ええと、
そもそもあれカメラに映ってるのかな?
(いつにも増して物分りが良いなぁ)
(まぁ、この人は自分の予想通りにならない展開を楽しんでいるようだけど)
故人だから好き勝手言ってるー!
ズドォン!!
床には真っ赤に滴る血の池と、そこに浮かぶ二人の体があった。
(そりゃそうだ)
どうしたの?
楽しそうですね。ドクター
なるほど、真実はいつもひとつ!ってやつですね(違)