【FGOシナリオキャプチャ】レディ・ライネスの事件簿 第11節「記憶と記録の果てに」
記憶再変。新宿。
あぁ、これは、そうとう悪どい話だネ。
幻霊の能力を再インストール。装填。
しかし、このまま消えるのは私としても面白くない。
照準、固定。目標、セット。
なにしろこんなに素敵な方程式が、今私の頭にあるんだからネ
目標、カルデアのマスター。
さぁて、少々無理はするが、ありったけの魔力で撃つとしよう。
それに、直撃しちゃったら怒られちゃうからネ。
「それはかつて惑星を滅ぼす星の光」
「そしてこれは君を導く星の光」
では答え合わせだ。
魔弾よ、終劇の再演といこうじゃあないか!!!
水晶の階段から内部に入る。
そこは、廃工場のような、壊れた回転動力が複雑に入り組んだ不思議な場所だった。
何も・・・・。もっと奥なのかな?
強力な魔力によってアストライアが外へと弾き飛ばされた。
万全のアストライアなら??
ということは、まさか、そのためにあの再現記録を・・・?
少し前から気づいていた。
カルデア内部に精通していて、特定の人物の記憶が改変されていたことに。
ダ・ヴィンチちゃん・・・・・。
存在証明の、サブシステム?
周りの機械機構がムネーモシュネーを包み込む。クラスはライダー。
なら、速攻で片を付ける・・・!
な、全然効いてない・・・・・!!!
か、、、、勝てない・・・・・・・!
え、紙片・・・・?!いや、これは
う、あ、
誰かと誰か話している・・・・・。
今のは、ダ・ヴィンチちゃんと・・・・ドクター・・・・・。
ノウム・カルデア・・・。
そんな、そんなのは真実じゃ・・・・
ーーーーーー。
だから、みんなが忘れていたのか。
記憶の紙片がみんなの記憶を奪ったから・・・。
瞼が重い。まるで、下に無理やり引っ張られるみたいに。
あぁ、真っ暗だ
あれは・・・・・。
忘却・・・・。
いや、忘れるべきじゃない。
背負って、生きるんだ
犠牲なんて、冷たい言葉じゃない。
ずっと、覚えているんだ。
思い出なんて、軽いものじゃない。
信じ抜くんだ
例えそれが、幻だったとしても
その悲しみは、自分が背負うべきだ
その瞬間
突如、空に穴が空いて光が漏れ出した。
これは・・・・。
計算・・・・・・・?
まさか・・・・・・!!!!!!
おかしいと思ったんだ。
この世界に召喚されたサーヴァントは、カルデアの記憶が無いサーヴァント達だ。
なのに、彼だけ、こちらが名乗っていないのも名前を知っていた。
教授の宝具・・・。
さらに再臨した!!
ーーー!!!!!
!
マシュ!今度は本当のマシュ!!?というか新所長も!!
そのつもりです。最後までやらせてください。
ホームズ!ロンドン編なのに全然出てこないホームズさん!
もちろん、自分でよければ
師匠!
よーし!
本気でいくぞ、スカディスカディ、カーマ!宝具、4連撃!!!!!!!
貝殻・・・。そうか。貝殻か。
うん、そう言うと思ってた
崩れ行く聖槍を後ろに、水晶の階段を駆け下りる。
あ、本当だ!
そ、それって褒めてます?
あぁ、ありがとう、アストライア。
あるべきものはあるべき場所へ
あるべき記憶は、、、、、、