【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

深海 二月 日誌

 

 

 

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二月、深海。

 

暴動と混乱の日々。

 

石油基地は少しずつ崩れていく。

 

この時点で生存者は昼のスタッフ、夜のスタッフ合わせて100人ほどになった。

 

もう、まともな会話すら、何日もしていない。

 

職員達は比較的安全なエリアである中央管制室で暮らしている。

 

幸い食料の備蓄は十分にあり、『消滅』にさえ巻き込まれなければ希望はあった。

 

医療スタッフも数名生き残っており、なんとか壊れかけの精神を皆ギリギリの所で保っていた。

 

 

 

 彼女は相変わらずだ。

 

 セラピストとして、献身的に職員に尽くしてくれている。

 

 私も彼女のカウンセリングを受けた。

 

 もう、いつのことだったか記憶が定かではない。

 

 ただ、とても、充実感のようなものはあったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またスタッフが数人、今度はまとめて『消滅』した。

 

 

生き残る術はない。

 

 

ただただ、明日の自分の身を案ずるだけだ。

 

 

大丈夫、大丈夫。

 

 


『五月になれば、カルデアがこの異常に気がつく』

 

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…それが私たちの唯一の、そして最大の希望となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深海 三月

 

 

生き残った職員のストレスは限界をとうに超えていた。

 

ふとしたきっかけで、口論から暴力沙汰に発展。さらには頭に血が上って、死者も出たという。

 

必然にして、治安・風紀を守るための組織と法律、という名目の暴力機構ができあがった。

 

治安の名の元に、少しでも怪しい素振りをする者は容赦なく粛清された。

 

 

 もう、ここはダメだ。

 

 

生き残り職員達のカルト化。

 

 

ほぼ全員が、閉塞状態によって狂乱状態になった。

 

 

唯一の癒やしは彼女だ。

 

 

菩薩のような慈愛に満ちた日本人。

 

 

彼女なしでは、誰もが正気を保てなかった。

 

 

ほぼ、全員が彼女に依存していた。

 

 

 

 

 噂話が流れた。

 

 

 

 『天体室』が起動されたと。

 

 

 

 誰かが起動させたのだ。

 

 

 

 それはまずい。気がする。

 

 

 だけど誰もそれを止めることはしない。

 

 

 そもそも、『天体室』なんて、本当にあるのかもわからない。

 

 

 

 

 

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手遅れだ。

 

 

カルデアからの救援は届かない。

 

 

もう深海に落ちて何ヶ月が経つのか。

 

 

もはや彼女にすがるしかナイ。

 

 

 

 

 

アレ

 

 

 

 

 

カノジョのナマエ・・・・ナンダッケ・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

ダレカ。

 

 

 

 

 

トメテクレ。

 

 

 

 

 

ココハ、深海。

 

 

 

 

 

 

カイヨウ、ユデン、キチ、セラフィック・・・・ス。

 

 

 

 

 

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