【FGO感想 最後の砦】人智統合真国 シン intro 1-1【シナリオキャプチャ】
彷徨海と呼ばれる第三の魔術組織の通信を受信したシャドウ・ボーダーは、北欧異聞帯を突破し、通信の発信元へ向かっていた。
しかし、突如景色は一変。
ボーダーは、荒れ狂う海に飲まれた。
突如海の中から現れた絶壁の孤島。
いや、それは現れたのではない。最初からそこに居たのだ。
と、いうのが数分前の出来事だったけど(回想終わり)
じゃあ外は、もしかして港?
なんと?!
ピースなのに恐怖・・・・。
通信回線から聞こえてくるのは、およそ魔術師らしくない陽気な雰囲気の女性の声だ。カルデア以外で魔術師なんて早々会うことはないけれど、この女性はたぶん普通の魔術師ではないだろうことが声の調子から読み取れた。
よし、一緒に挨拶に行こうマシュ。
了解しました。
そういえば、いつからか所長は皆を名前で呼ぶようになった。当初はよく間違えていたムニエルの名前も今では自然に呼んでいる。
ガゴ。
重いハッチを開くと頭上に見えたのは空ではなく、灰色の天井だった。
なんというか、打ち捨てられた廃工場のような雰囲気だった。
亜種特異点の新宿に雰囲気が近い気がする。
ぴょんぴょんと年甲斐もなく(いや見た目は年相応だが)跳ねるダ・ヴィンチちゃん。
広々とした空間を見渡すと、シャドウ・ボーダーを見上げる人影がいることに気がついた。
久しぶりにあった従兄弟のお姉ちゃんのような距離感で話す女性。自分の容姿を疑われて若干傷つくするダ・ヴィンチちゃん。
1の質問に対して10の話題をぶっかけてきたシオンと名乗る女性は、こちらを一ミリも見ないまま怪しげな(なぜか日本語で書かれた)書類を見せつけた。
シオンの読み上げる内容を聞いて慌てるマシュ。しかし、どう対処すればいいのかわからず、開けた口をパクパクしている。
まぁ、、、、半分冗談、半分本気だったような気もするけど・・・。
なぜもったいぶった登場を・・・?
さっきまで待機していると言っていたのに、外が安全とわかった途端堂々と(しかし護衛にホームズを側につけて)所長がハッチの中から現れた。
動物園で奇妙な生き物を見たかのように二度見するシオン。
どうやら、シオンの予想外は後ろのホームズだったようだ。
確かに、ホームズはカルデアの外部の記録のどこにも存在しない。英霊たちの一斉退去をすり抜けてずっと残っているいわば非公式のサーヴァント。当然といえば当然である。
シオンの後ろに佇んでいた少年?が声をかけた。海軍の軍服っぽい格好になぜかターバンを巻いている。
あ、あのはじめまして
あ、新しい管制室?!
節々は違うが、どうみてもカルデアの管制室に酷似していた。
そうそう、人類は一人残らず消滅したものかと・・・。
な、なんというか錬金術師の間では、人類の危機がそんなに日常茶飯事なんですね。。。
(そんな京都行こうみたいな・・・)
俺たちを、信じて、待っていた。
その言葉は、人類史から取り残されたと思っていた自分たちにとって、救いとなるような言葉だった。
あれ?ムニエル、何でここに・・・
可愛い子「たち」?シオン以外はキャプテン一人だけのはずじゃ・・・・。
他に・・・?親睦会とか?
カルデアを、ここに作るとは?