【FGOシナリオまとめ】Lostbelt No.1[永久凍土帝国 アナスタシア -獣国の皇女-] 第7節 夜に嘆き、暁に涙する
再び世界を喪い、虚数空間への一週間の潜航を経た彼らに、ついに実数空間へ舞い戻る時が来た。
刺客の殺戮猟兵オプリチニキを「縁」とし突入したその敵地は、「ヤガ」と呼ばれる新人類が暮らす、凍結された北陸の大地。
異なる"歴史"を歩んだ新世界より、新たな聖杯戦争の号砲は鳴らされる。
覚悟はできていた。
だけど怖い。
戦う理由もある。
だけど傷つけたくない。
守りたいものがある。
だから失いたくない。
向き合わなきゃいけない現実と救いたい歴史がせめぎ合う。
どちらかしか選んではいけないのなら、どちらも選べなかった。
そうなることが見えていて、それでもあの人は前へ進んでいく。
その背中を追いかけたい。
この背中で守りたい。
だけど、この盾は重く、戦いを拒んでいた。
(それより外見美少女なのはスルーなのかな)
(あぁ、困惑しとる)
で。
(そういうこと表で言ったら一発で磔火炙り丘・首・縄ですよ)
あぁ、なるほど。
あ、このパターンは
いつもの名探偵だ・・・。
そうだ、それからもう1つ気になる情報が
うーん。また向こうの目的がよくわからないしね。。。
なんか、よくわからないけど、どこかで誰かが苦労の溜息をしているのが聞こえる・・・・。
お早うございます。
ありがとうございます。
・・・もしかして、マシュのことですか?
・・・わかります。大丈夫です。マシュに負担を掛けたくないので。
おはよう、マシュ。
・・・えっと。
大丈夫、こっちは平気だよ、アヴィケブロンもいるし。それにほら、マシュの方が心配だから。
うん、ナビゲートよろしく!
史上最低の気まずい空気に耐えかねて操縦席に向かった。。
まぁ、戦闘時なら限定的に呼び出せますけど・・・。
じゃあ、明日の天気を青空にしてやろう。