復刻：カルデアサマーメモリー 〜癒やしのホワイトビーチ〜 ライト版 【第2節 ライフ・イズ・ビューティフル】

なるほど、一辺して周りを見ると、人っ子ひとりしない無人の砂浜だ。

浜辺の先は深い森が茂っている。島の奥には山が見えるが、ぱっと見た所人の気配がしない。

あ、青王さまもいらっしゃっていたのですか。

師匠？やだ･･････私の背後、がら空きすぎ？

おおう、毛むくじゃらさん。。。

なんではしゃいでいるんですかね、この人は。

いきなり襲ってきたのは巨大なヤドカリの軍勢。巨大なハサミで挟まれたら一溜りも無さそうだ。

なんか賑やかだな･･･。

おや？

･･･。

なんか、面倒くさいのがいるな。。。

メンズのなんと脳天気なことか。

なんだそのピンポイントな例えは･･･。

じゃあ･･････見てきてくれないかな？

うーん、ちょっと哀れに思ってきた。。

うーん、だいぶ哀れな気がしてきた。

しかし、黒髭氏を見送るやいなや、例のヤドカリがまた軍勢で襲いかかってきた。

まぁでもここは黒ひーを信じて、この場は逃げよう。

そして、黒髭先生は沖から戻らず、日が落ち、夜になった。

世界に二人きりみたいだ

まさに満天の星空ってやつだね。

最近、マシュとゆっくりできてなかったから嬉しいよ。

と、後輩をイチャイチャしながら迎えた翌朝。

ここの槍使いは、血の気が多いなぁ。。

聖女様は相変わらずNOUMINと言い争ってるし。

見ればまた現れた大量のヤドカリ達。一気にテンションが下がる一行。

とりあえずヤドカリ達を殲滅。

あ、生きてた。

死に物狂いで生還した相手をげしげし蹴るメアリー。

パチンと手を合わせた両者。

まるで、無理矢理自害の令呪を使われた槍使いが、その様を呪うかのような断末魔だ･･･。

黒髭氏の犠牲は･･･無駄にはしない。

きっと。

たぶん。

それなりに。