Go!プリンセスプリキュア 第42話 「夢かプリキュアか！？輝くきららの選ぶ道！」

「夢を守るのがプリンセスプリキュアの使命！そしてあたしはプリンセスプリキュアだから！」

●シャットさんはもうアイデンティティを失っているのかなと本気で心配しているGo!プリンセスプリキュア第42話感想です。
○夢を目指す自分自身も他の人の夢に繋がっている。りん視点で見ればきららを通して自分が成長できたエピソードでしたが、きららにとっては二者択一を迫られた分岐点のような話でした。
●過去にも芸能界や財界に精通しつつも、プリキュアを両立している人が居ましたが（まこぴーに至ってはアイドルとプリキュアと王国を掛け持ちしていたぐらい）でしたが、海外進出ともなると話は違ってくるのでしょうね。ともあれ、前作は鏡の空間を通して移動したり図書館の本から移動したりと色々な移動手段があったので、そこも余り高いハードルではないのかもしれませんが。
○「夢」とは叶えるもの。しかし同時に「挫折」してしまう人も中にはいます。きららにとっては、「今」は自分の夢より、自分を夢見てくれるりんを優先した事で、トップモデル　＜　プリキュアという選択になりました。
●仕事よりもプリキュアを選び、見事りんを救出しますが、代わりに仕事には間に合わない展開に。スマイルでは、よく失敗したり努力賞だったけど頑張ったから報われたという話が多くありましたが、今回の話は純粋に「夢」から遠ざかってしまった珍しいものだと思います。
○このままではまた絶望の森が育ってしまうので、次回、立ち直る話があるみたいで、そちらに期待。中盤みなみも自分の夢を思っているシーンがありましたが、いよいよ「夢」と「現実（プリキュアの使命）」のどちらを取るかという物語の核心に迫りつつあるような気がします。
　そして、きららのような現実と直結している「夢」とはるかのように現実では叶わない理想の「夢」との違いが決定的になる話もたぶんそろそろ出てくるのではと思ってます。